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9月28日(木)は学会出席の為、休診いたします。
※尚、9月26日(火)は通常診療いたします。

※尚、夜間や休診日など診療時間外でも救急と思われる場合は、
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「日本動物救急医療センター(1F)」へお越し下さい。
緊急連絡先…044-411-9999 日本動物救急医療センター

トピックス

モルモットに多い病気

不思議な高音の鳴き声が可愛く、牧草や野菜を食べる姿も愛らしい動物、モルモット。 小さくて静かで、あまり主張をしないように見られがちの彼らは、弱っているところを隠す動物でもあるため、疾患が進行してからでないと症状に気付かれないことも多くあります。

●歯牙疾患

ビタミンCの不足とペレットに偏った食生活は、不整咬合を招きます。
咬み合わせが悪いと食事が摂れなくなり、重症のケースでは伸びきった歯が口腔内に刺さってしまい、痛みを生じて全身状態の悪化を招きます。牧草を主体とするのが正しい食事です。

モルモットの伸びた歯  
伸びた歯    矯正した歯
●足底皮膚炎

丸い身体を支える小さな手足。特に後肢には体重がかかるため、固い床材で踵の部分が炎症を起こしやすくなります。 低反発な素材(ヨガマットなど)を用いて予防しましょう。

●後肢の骨折・脱臼

意外と素早い動きをするので、抱いている時に飛び降りてしまうことも。 また、ケージの柵に足を引っかけた際、パニックになり、もがいてしまって起こる事故もあります。接し方や生活環境には十分注意が必要です。

偽冬眠

『偽冬眠』を知っていますか?
自然界では、冬は気温が下がり食料となる動植物も乏しくなる厳しい季節です。
そういった時期を乗り切るべく、何種類かの哺乳類(恒温動物)は『冬眠』を、爬虫類や両生類など(変温動物)は『越冬』をします。栄養を蓄えた状態で活動を停止して必要最低限のエネルギーで生命活動を維持する、あるいは活動を抑えて春を待つのです。
 近年では、リスやハムスター、カメといったエキゾチックアニマルたちの人気が定着し、多くの人が愛情を注いで一緒に生活を送っています。できる限り快適で豊かな環境で暮らす事が出来るようにと、皆、様々な工夫を凝らしています。

しかし、ここで注意しなければならないのは、人間が飼育している以上は、野生での状況と同様にはならないということ。
冬に向けての十分な栄養の貯蓄ができていない状態で急な体温の低下が起こると、偽冬眠=仮死状態に陥り、そのまま命を落としてしまうこともあるのです。
冬眠・越冬は飼育下の動物では必要ありません。
 年間を通して生活温度の変化を最小限に保ち、通常の生活を送らせてあげましょう。
 気を付けていても元気や食欲が低下してしまう時は、病気のサインである可能性も。ぜひ早期に、お気軽にご相談下さい。

ウサギの生殖器疾患について

 雌のウサギには生殖器疾患の発生が多く、特に子宮動脈瘤、卵巣・子宮腫瘍、子宮内膜炎、子宮蓄膿症が見られます。
 子宮動脈瘤は死亡の原因として多く、外陰部より間欠的に大量の出血が見られ、重度の貧血を引き起こします。さらに卵巣・子宮腫瘍のなかでも卵巣・子宮腺癌は高率に発生し、また未避妊の雌には乳腺癌の発生率も高いとされます。癌はゆっくりとではありますが、肺などに転移を起こします。子宮内膜炎、子宮蓄膿症は未避妊の高齢の雌に比較的多く見られます
 これらの疾患になると、外陰部からの出血や血尿、食欲元気低下が症状として現れることが多いのですが、無症状で、病気が重度に進行している場合もあります。これらの生殖器疾患に対しては、治療として卵巣子宮的手術を行わなければなりません。しかし、全身状態が悪い場合には、手術をしても回復せず、死亡する事もあります。
 雄ではパスツレラという細菌による精巣炎が起こる事があります。

重要なことは病気になる前に予防、つまりは避妊手術(卵巣子宮摘出)や去勢手術(精巣摘出)を行うことなのです。

熱中症に注意!

 熱中症とは、高温・多湿が原因で、体温調節機能がうまくいかなくなり、高体温による細胞障害が全身臓器に及び、多臓器不全の状態に陥ったものです。
 症状は、呼吸困難、品脈、高体温、昏睡、痙攣など高温環境に曝された程度により異なってきます。外だけではなく、留守番中のハムスターなどの小動物にも熱中症の危険があります。
 熱中症にさせないためには、予防として、クーラーなどを利用し高温多湿を避け、室内の通気を良くする、十分な飲水を確保するなどを行って下さい。
 この病気は、ご家庭で十分に注意することで予防できます。夏だけでなく、気温や湿度の安定しない6月頃から注意が必要です。